2020年11月11日(介護の日)、横浜市鶴見区に、老猫ホーム&猫ホテル『うめねこ』を開業しました。
『うめねこ』は、令和の梅の歌にあやかり、「一匹一匹が肉球の花を大きく広げる施設でありたい」と願います。
私たちは地域猫のTNR活動を通して保護や里親探し等を20年近く個人で活動してきました。
ヘソの尾がついた乳児から20歳超えた老猫まで、数多くの猫と出会い、お世話し、新しいお家へ嫁がせ、時には看取りを行ってきました。
東日本大震災では、動物ボランティアとして、シェルターで動物のお世話、被災動物の保護や飼主捜索、給餌、飼養不能や飼主不在となった動物の里親募集のお手伝いもしました。
避難先や仮設住宅での飼養に被災者同士の軋轢があったり、先が見えない生活に葛藤の末に泣く泣く手放すことを選択された方、悪環境下での飼養など、直接見聞きして心を痛めました。
現代のストレス社会においてペットに癒しを求める老人や単者身も増えているのも現実です。
近年は動物医療が進歩して、猫達の高齢化も進んでいます。介護や定期的な通院への対応、人と動物の老老生活での飼養困難、温暖化や気候変動の影響で災害頻発化など、様々な難題が発生します。
人に寄り添ってきた猫達が老いて路頭に迷うことのないよう、また飼い主様が自責の念を抱かぬよう、安住の居場所として『うめねこ』を立ち上げました。
自身の病気災害時の備えとして、こういった施設があることを広く知って欲しいです。
ただ、共同生活よりも家庭で暮らすのが一番いいという考えは変わりません。
高齢シニアへの永年預かりや見守り等、出来ることを模索していきたいと思っております。
あなたの愛した猫が余生を健やかに過ごせるよう一緒に考えましょう。
うめねこが、人もペットも心健やかに暮らすためのお役に立てれば幸いです。
※TNR 「Trap(猫を捕獲し)Neuter(不妊手術を行い)Return(猫を元の場所に戻す)」ことです。
その場所にいる猫達が繁殖を繰り返さないようにし、一代限りの命を全うし、最終的には野良猫が居なくなるようにするための活動です。
【代表】日比野敏章
・家庭動物管理士
・動物介護士
・動物介護ホーム施設責任者
・ペット看護士
・ペットセラピスト
大手電機メーカー系SI企業にて、システム部門でシステムエンジニアとして30年間勤務。
最初は妻の地域猫活動のサポートしていましたが、東日本大震災の動物ボランティアをきっかけに、飼養できなくなった猫の預かりであったり、災害時の一時預かりという施設を考えるようになりました。
早期退職する際、セカンドキャリアとして選んだのが、飼育困難になった老猫の預かり施設の運営でした。妻と検討を重ね3年かかりましたが、うめねこを開業することができました。
現在も前職でお付き合いのあった企業の技術顧問を務めつつではありますが、『うめねこ』の知名度アップと実績を築いていきたいと思います。
これからもっと充実した施設にするべく、頑張っていきます。
【動物取扱責任者】日比野文美
・二級愛玩動物飼養管理士
・神奈川県動物愛護協会動物福祉検定初級
コンピューター関係の仕事からCADオペレーターに転職し30数年。
小さい頃から猫が好きで、ある虐待事件をきっかけにTNR活動を知り、仕事の傍ら20数年前からTNRや保護・里親探しを続けて来ました。
子猫や若猫と関わることが多かったですが、自宅の猫達が老いたこと、そして1匹の老猫を保護したことで、猫の老後について考え始めました。
介護のこと、病気のこと、看取りのこと。実際経験してみて、想像以上に大変だけれど、一生懸命生きる老猫の魅力に取り憑かれてしまいました。
こんな愛すべき老猫に寄添い、穏やかに過ごせる施設を作りたいと思ったのがきっかけです。
老猫は飼い主様の元で最期を迎えることが一番幸せですが、それが叶わない場合。
私たちが飼い主様に代わって、精一杯老猫達のお世話をしていきたいと思います。
自宅では、病気などで貰い手がない猫達と一緒に暮らし、そのうち5匹を高齢や病気で看取り、現在は保護猫2匹と被災猫1匹と暮らしています。
他女性スタッフ2名