どこまでがんを治療するのか?

つるちゃんのがんは、臀部にできた繊維肉腫と耳介にできた扁平上皮癌があります。

いずれも切除という「外科療法」を行いました。繊維肉腫の方は腫瘍自体がとても大きく再発や転移が懸念された為、抗がん剤を服用する「化学療法」もずっとやっていました。

 

 

にも拘わらずがんが再発した時、すごく悩みました。

 

がんを切除してもまたできるのだから、切除しなくも良かったのではないか?

また同じ辛い思いをさせてしまっただけではないか?

そう自問自答したこともありました。

 

けれど、今はやはり切除したことは正解だったと思っています。

 

それは、切除はがんの再発を阻止するだけでなく、痛みを取り除く緩和治療でもあったからです。残念ながら再発していまいましたが、やってきた治療は前向きなものだったと今でも思っています。

 

がんの治療法には他にも

「放射線療法」と「免疫療法」

があります。

「放射線療法」は緩和治療としてだけでなく、がんを根絶させることもできるようです。

しかし、毎回全身麻酔を行うこと、特定の病院へ通院することなどから、猫への負担は大きくなります。

「免疫療法」は人の医療では進んでいますが、獣医療ではまだ効果や安全性が確認されてないとのことで、現実的ではありません。

どちらにしろこの二つの治療法はいずれも高額になります。

他にも「電気化学療法」などが研究されていて、動物のがんについても治療法は選択肢が増え、今後もっと確立されていくことでしょう。医療費も手が届くぐらいになって欲しいものです。

 

もし、今後がんになる子が出てきたとして、私は「外科療法」と「化学療法」まではやろうと思っています。何もせずに自然のままという方法もあると思いますが、目の前の猫が苦しんでいるのなら少しでも痛みを取り除く「緩和治療」は必ず行っていきたいです。